人気観光地タイの治安事情ってどうなの?

治安は悪いと考えられているけど…

5年間住んでいる私からすると、意外と治安は悪くないなという印象。
…ですが、こう思えるのもおそらく「タイはそもそも治安が悪い」と認識して、気をつけて生活できているからだと思います。

たとえば鞄はチャックのあるものにして、夜道ではしっかりつかんで移動するとか、深夜帯に一人でタクシーに乗らないとか、常に後ろは警戒するとか…警戒しまくりです。笑

実際に、タイの治安は日本に比べ不安定で、良くないです。
過去10年間の殺人事件の件数は3000件~6000件にのぼり、この数値は日本の9倍以上の数値。

特に外国人をターゲットにした詐欺などの軽犯罪がもっぱら多く、楽しいはずのタイ旅行がだいなしになった外国人観光客も少なくりません。

よく知り合いの話で小耳にはさむのは、鞄の外ポケットに入れていたスマートフォンを盗まれた、置き引きにあった、歩道の後ろからやってきたバイクに鞄をひったくられかけた、などなど…。

タイは日本ほど平和な国ではありません。
貧富の差が大きい国であることから、軽犯罪に手を出す人がとても多いです。

日本と変わらない過ごし方をしていると、危ない目に合うかもしれません。
これらを未然に防ぐため、タイ旅行では普段よりも一層警戒できるようにしましょう。

外務省の治安警戒度はレベル1~3

外務省HPによるとタイには治安警戒度がレベル1の地域から、レベル2~3の地域があります。
レベル1となっているのはバンコク、シーサケット県(一部)、スリン県(一部)の3地方。レベル1は、「十分注意が必要」というレベルの警戒度です。

レベル2は「不要不急の渡航は止めるべき」レベル3は「渡航は止めてださい」というほどの警戒レベル。要は、行ったら危険ということ。
タイ国内では、最南端のナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県がレベル2~3となっています。

タイの最南端では、タイからの分離独立を望むイスラム系にる活動やテロが長年続いており、ヤラー県では2018年1月22日に爆破テロが起こり、3人が死亡。22人が怪我を負いました。

タイは事件が多い?

さて、警戒が必要なタイの治安ですが、実際に事故や事件にはどのようなものがあるんでしょうか。
タイで起きやすい事例をまとめてみました。

交通事故

タイでは交通事故の発生数がとても多いです。

タイ人の運転は日本に比べ荒く、バイク人口も多いため道路上が車バイクだらけでめちゃくちゃになることも少なくありません。

渋滞の多いバンコクでは、車の間をすり抜けられるバイクでの移動がとても便利ですが、隙間さえあれば走ってくるバイクに車の運転手もヒヤヒヤ。

車同士、車バイク間の衝突事故は少なくありません。

また横断歩道やその信号の母数が明らかに少ないのがタイ。
歩行者よりも車両のほうが優遇されてるのでは…ってくらい横断歩道がありません。

そのため、街中の大通りでは横断歩道もないところを突き進んで道路を渡る人が少なくありません。
地元に住む人であれば、いくら車がスピードを出して横行していてもヒョイヒョイと行けますが、初心者が見ると明らかに危ない…。

道路に対して無茶をするタイ人が多いのが、交通事故が多発している原因なのかも。
(車もバイクも人もみんな、周りが自分を避けてくれると思ってるから厄介なんだな…

殺人は多くても自殺のニュースはほとんど聞いたことがない

タイ人は浮気や嫉妬、友人関係のもつれ、恐喝をきっかけに感情に任せて殺人を犯せる人が多いです。

よく耳に入る殺人事件も、妻の浮気に激怒した夫が心中…旦那が浮気したからアソコをちょんぎった…などなど物騒なものばかり。

iPhoneをひったくろうとして抵抗されたから、抵抗しなくなるまでナイフで切り付けたら死んでしまった、など…。

なりふり構わなくなったタイ人は超危険。
仮にナイフや銃を突き付けられて金品を要求されたら、おとなしく渡したほうが賢明なのではと私は思います(命に比べれば安いもんです)。

だいぶ話はそれましたが、これらの殺人に比べ自殺をしたという事件はあまり耳に入りません。

日本は世界の自殺率が19位なのに対して、タイは29位。
日本と比べて殺人が多いものの、自殺は少ないのです。

個人的に、自殺するにしても関係がこじれた相手を殺してから自殺するといったような、心中系自殺が多いからかも…と思っています。

さて、ここまで話した感じだと「めっちゃ危険じゃないか…」と思ってしまうでしょうが、ちゃんと身の回りに気を付けて、普通に生活していたらむやみやたらに殺されることはありません。

ましてや観光客であれば、殺人に合う可能性はないでしょう。

ただ、2015年に起きたエラワン廟での爆破テロのことを思うと、いつどこで無差別なテロが起こってもおかしくないのがタイ。

政府が他国との間でトラブル(恨みを買うようなこと)を起こしたり、タイ国内でクーデターが起きている時にこのようなテロが発生しやすい傾向にありあます。

タイの情勢が不安定な時には、タイに来るのを避けたほうが良いでしょう。
仮に来てしまった場合は、人が多く集まるところに行かないのが得策です。

観光地はぼったくり以外は基本安全

さて、観光客がタイで訪れるところといえば観光スポットですよね。
観光スポットで気をつけるべきは、観光客を狙った詐欺やぼったくり行為です。

タイは日本に比べて物価が安いため、タクシー代で200バーツ(≒600円)を請求されてもそんな高くないな…と思ってしまいがち。

これ、実際に言われた場合は3倍ぐらいの値段でふっかけられているので注意してください。メーター料金でも50バーツ~70バーツの距離でも、観光客だとわかるとタイ人ドライバーはふっかけてきます。

自分の知り合いに、最初のうちは高いとも思わず躊躇なくタクシーに300バーツ払っていた人がいます。

メータータクシーを捕まえ、同じ距離を100バーツ弱で済ませた時はとても驚いていましたよ。

また道端で良い人そうな人が「ツアーしてあげるよ!」なんて声をかけてきた時も要注意。
何も知らないと「親切な人だなー」と思ってついていってしまいますが、最終的に裏で手を組んでいる店舗に連れていかれあの手この手で騙され、お金を搾り取られます。

このような詐欺行為も決して少なくはないので、タイで知らない人についていかないようにしましょう。

あと日本人女性が一人旅、友達との旅行で来た時もちょっと注意。
タイに来た日本人女性を狙う、日本人男性も少なくありません。

結論:外国という意識を持ち、気を付けていれば大丈夫!

日本はとても平和で、世界の治安はこんなもんだと思ってる人。
今すぐ考えを改めましょう。

タイは、世界中から見れば治安は比較的よく旅行が楽しめる国ですが、油断をしていると痛い目にあってしまう国です。
治安が良いとは決していえませんし、面白半分で首をつっこんだり、疑いもなく現地の見知らぬ人のいう事を聞いてはいけません。

タイは、外国です。
外国に行くからには、危険は常に隣にあるものだと思って行動してください。

ひったくりにでも遭ってパスポートや金品を紛失してしまったら…大変ですよね?

楽しいタイ旅行にするためにも、十分に気を付けて観光してください。