世界的な人気観光地タイの危険性とは

観光客が世界中から集まるタイ。
別記事でも記載したが(タイ治安へリンク)、タイの治安は決して良くはなく外務省のHPで注意喚起もされている。

では危険であるにも関わらず世界中から人が集まるのか。

タイの魅力と危険性についてまとめ、現地の日本人にも話を聞いてみました。

タイの何が人を魅了するのか

これはずばり、開放感でしょう。

タイは年間通じて暑い気候で、冬服いらずの国。
常夏の国となると、服装も思考も思わず開放的になります。

加えて観光ともなれば、気分はルンルンですよね。

はっきり言いましょう。観光でルンルンしている日本人は、かっこうの獲物です。

なんでもかんでもマイペンライ(大丈夫)♪なタイ人の気質とニコやかな表情、物価の安さからくる「これぐらい安いもんだよー!」とか思ってしまう思考。

これらが合わさると超危険。

いつのまにか騙されて、日本に帰ったころに騙されたことに気づくなんて人もいます。

では実際に、どんな危険がタイに潜んでいるのか、まとめてみました。

観光中に起こりえる危険なことは?

詐欺

タイの危険を知らない観光客は、かっこうの獲物。
街中を歩いている観光客に、格安ツアーを持ちかけて詐欺行為をはたらくタイ人に注意です。

彼らは明らかに観光で来ていることがわから外国人に「たった〇〇バーツで観光名所ツアーしてあげるよ!」と声をかけてきます。

一番有名なのが、王宮周辺をうろついているタイ人男。
トゥクトゥクの運転手と、詐欺行為を行う店舗と結託して、高い商品を買わせようとしてきます。

「今だけのキャンペーンだから、めちゃくちゃお得!」「宝石だから、高く転売できるよ」などなど…外国に来てまで、転売など上手い話に乗るのは注意です。

ぼったくり

観光客を相手に、相場以上の金額を請求してくるぼったくり。
タイでぼったくりに合うのは、タクシー、トゥクトゥク、露店(お土産店)など。

日本よりもはるかに安いタクシー料金ですが、日本人だとわかるとその格安な相場以上のお金をぼったくろうとするタクシードライバーが後を絶ちません。

よくあるのが、タクシーを捕まえて場所を伝えると「200バーツ」「300バーツ」とか言ってくるやつ。

相場の3倍以上の値段です。

バンコク市内ではいくら遠い距離を走っても1時間走行で170~200バーツ程度。
3駅分ぐらいの距離であれば50バーツ~70バーツ程度で済みます。
(渋滞があると、乗った時間の長さ分追加されるので価格に変動はあります。)

スリ、ひったくり

バンコクは大通りであれば人通りが多く、夜歩いていても案外危険が少ない街。
ですが、人通りが多い故に、人混みに紛れて鞄から金品を盗み取るスリがいるので注意です。

チャックを閉めていても苦妙に開けるスリもいますし、ナイフを使って鞄を切るという危険なスリまでいます。

人の多い電車内、通りでは自分の荷物を胸側に持って移動しましょう。

電車の中でリュックを背負っている人を良く見かけますが、危なっかしくて見てられないです…。

また逆に、人通りの少ない道も要注意。

バイクに乗ってひったくりを行う輩がいるのです。
これらは、観光客を狙うこともありますが、現地の人が住むエリアに出没することが多いです。

昼・夜関係なく、人通りが少なく車道側に鞄を持っている人を狙います。

鞄をひったくられる際に、引きずられてケガを負う人も多く、とても危険。
斜め掛けのバッグか、リュックにしたほうが賢明です。

鞄ごと持っていかれると、中に入っているパスポートやクレジットカード、スマートフォンもすべてなくなります。
タイで盗まれたものや失くしたものは、ほぼ100%返ってきません。

旅行中にパスポートを紛失したら、警察に届け、大使館で再発行を行い、イミグレーションに内容を転記して…と1週間を有する手続きが必要に。

タイミングが悪いと、1ヵ月も日本に帰れなくなることもあります。
これはさすがに大変ですよね…。

最新型のスマートフォンや、財布は特に狙われるため、クレジットカードやパスポート、などもふくめ盗まれては大変なものは隠しポシェットに入れるなどして対策しましょう。

またひったくりで危険なケースもあります。
金品を盗むため、ナイフなどの凶器を使って脅してくるひったくりがいるのです。

そういった相手に抵抗すると、躊躇なく攻撃されるため本当に危険。

実際、最新のiPhoneを奪われかけたタイ人の青年が抵抗し、相手にナイフでめった刺しにされ死亡したという悲惨な事件があります。

命に比べれば金品なんて…。
凶器で脅された際は、素直に金品を引き渡したほうがいいと思います。

そもそも、狙われないのが一番

そもそもの話ですが、スリやひったくりに狙われる人は相手に「こいつならいける」と思われるから標的にされるのです。

どんな人が一番狙われるのかというと、歩きスマホをしている人。

注意力は明らかに散漫していますし、ひったくりの場合は肩掛け鞄だとまず狙われます。
バンコク市内を歩く時は、後方に注意しながら、常に気を付けて歩きましょう。

日本人へインタビュー/住んでいて危険に感じたことは?

自分の知り合い何人かに、タイに住んでいて実際に危険だと思ったことはないか聞いてみました。

Aさん/現地に住むタイ人

「普段住んでいて危険を感じることは少ないかな。たぶん、タイに慣れてきて現地人の雰囲気になっているからだと思う。
ただ、普通に生活していてもスリやぼったくりに遭う可能性はないわけではないから、普段から常に気を付けて生活してます。

こう考えると、常に危険は感じてるのかもしれない。」

Bさん/在住歴5年/日本人

「実際危険な目に遭ったわけではないけど、2015年の爆破テロ事件の時はぞっとしたし、危険を感じた。地元の人も、観光の人も行くような場所での爆破だったから。
しばらく、どこで爆破が起きるかわかったもんじゃなくて、バンコク市内を歩くのが怖かったよ。」

Cさん/在住歴3年/日本人

「日本から来た友達を王宮付近で案内しているときに、道端のトゥクトゥクのおじさんに「今は王宮は人が入れないよ。時間までツアーしてあげるよ」って声をかけられたことがあります。
何も知らなった私たちは、最初はトゥクトゥクに乗り込んでついていったんですが…なんだか怪しいなって思って、やっぱり降りたんです。

それで調べてみたら、けっこう有名なツアー詐欺だったみたいで。さすがにあれは危険でしたね。笑」

聞いてみると、「普段生活しているとあまり危険を感じないけと、なにが起きてもおかしくないので常に気を付けている」という友人が多かったです。

やっぱりここは外国!観光なら、なおさら気を付けよう

リーズナブルに楽しい観光ができるタイですが、上記でご紹介したように常に危険がはびこっているのも現実です。

もちろんタイ人すべてが悪い人というわけではなく、それどころか良い人だらけなのですが…それで安心していると、油断した隙に旅を台無しにしちゃうかも。

観光は時間が限られているもの。少ない時間の中で犯罪にあったり、危険な目に遭ってしまっては大変です。

旅行で行く場合は、くれぐれも気を付けてくださいね。